2009年02月20日 13時00分
個性派ファッションを世界に発信、新宿マルイ ワンがオープン
個性派ファッションを集積した新宿マルイ ワンがオープン
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東京・新宿にある6つのマルイが生まれ変わる。現行の5店舗を全面改装などで一新するのに加えて、伊勢丹新宿本店の正面には『新宿マルイ 本館』を新築(4月下旬完成)。この大規模なリニューアル計画の第1弾として20日(金)、『新宿マルイ ワン』がオープンした。東京のファッションカルチャーを世界に発信する専門館として、店舗と雑誌、ウェブなどを連動させた新しいタイプの“マルチチャネルストア”を目指す。
『新宿マルイ ワン』は、新宿・追分交差点の角地に建つ旧マルイシティ-2の8フロアを全面改装。Tokyoストリート、モダン着物、ゴシック、ロリータ、パンク、古着などの個性的なファッションに加え、音楽やマンガ、アニメ、キャラクター、ドール、和雑貨といった海外でも注目度の高いジャパン・カルチャーと融合したファッションを集積した専門館として新たに展開。全ショップの約半数にあたる16ショップがマルイ初登場となった。
1Fに設けたイベントスペースでは、オープンニングイベントの“クラッシュ ハローキティ”を開催。ファッションブランドとハローキティとのコラボレーションによる限定商品発売や、一般公募によるオリジナルキティの商品化、著名人によるチャリティーなどが行われている。
2Fには、ストリート雑誌『FRUiTS』の初のリアルショップ『FRUiTS MiX』が誕生。4Fには、洋服感覚で楽しめるモダン着物『豆千代モダン』やブライスドールとPOPアートの『レレ ジュニームーン』が商業施設へ初出店した。5〜8Fは「ゴシック」「ロリータ」「パンク」などのメニューに加えて、ビジュアル系のCDショップ『ジールリンク』がマルイ初登場。さらに、新たな取り組みとして、カルチャー雑誌『スタジオボイス』と連動し、エスカレーター周りをキャンパスに見立てて、日本のクリエイターのアートで飾った“エスカレーター ミュージアム”も見どころとなっている。
また、専用ウェブサイトを通じて店舗の商品が購入できたり、売り場スタッフとの双方向コミュニケーションを図ったり、新たな試みを導入した店づくりを進めていく。
27日(金)には旧マルイヤングを全面改装して『新宿マルイ カレン』がオープン。こちらは、通勤・通学、日常のファッションに、旬のトレンドを手ごろな価格で提供する“ファストファッション”を中心に展開する。