2009年02月17日 16時00分

母娘で楽しめる玩具再び? 毛糸でスイーツ小物を作る“手芸キット”発売

バンダイの『ぷちあみスイーツパーラー』  [拡大する]

バンダイの『ぷちあみスイーツパーラー』 

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 バンダイは17日(火)、“スイーツ小物”が作れる手芸キット『ぷちあみスイーツパーラー』の発売を発表した。メインターゲットは7歳から9歳だという同商品だが、同じく小学生が対象だった“調理玩具”は昨年「親子で楽しめる」とブームに。さらに、スイーツモチーフの小物作りは大人の女性たちにも流行していることから、母娘で楽しめそうな同商品にも注目にも集まる。

 同商品は毛糸を本体に掛けてハンドルを回し、筒状の編み地を作る玩具。作った編み地を組み合わせることで、ドーナツやロールケーキなどのマスコットを作ることができる。また、毛糸以外にもリリアン糸、レース糸などを使うことができるため、「想像力とアイデア次第でさまざまなアイテムを作ることができる」(同社)という。

 生活防衛・節約意識、巣ごもり消費などが背景といわれる、世代を超えた“手作り”ブームだが、前述の “調理玩具”は、手軽なおもちゃで本格的な調理ができる点と、家族で楽しめる点がうけて08年のトレンドに。その火付け役となった同社の「クックジョイ」シリーズは、累計販売数が45万個を突破している。

 また、昨今では“手作りフェイクスイーツ”が女性たちの間で流行。『ホイップる』(エポック社)や『デコッティ』(タカラトミー)などのほか、フェルトなどの手芸材料を使ったスイーツ小物に関する書籍も発売。また、教室が全国で開催されている。

 同商品は21日(土)、玩具店、百貨店・量販店の玩具売場などで発売される。価格は2,310円(税込)。同社は「2009年12月末までに5万個販売する計画」と述べている。

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