2008年08月13日 16時00分

最も寝付けない曜日、実は“日曜日”?

■『眠れないことがありますか?』などのグラフ

 連日の熱帯夜により“暑くて眠れない”と日々嘆いている社会人も多いのではないだろうか。「快眠」に関する知識の普及を図るナイトミルク事務局が20〜50代の男女計400名を対象に“眠り”に関する意識調査を行ったところ『眠れないことがありますか?』との質問には約7割の人が【眠れないことがある】と回答した。また、その中でも『眠れないことが多いのは何曜日ですか?』との質問には【日曜日】との回答が最も多く、約半数だった。

 夕方から翌朝までの最低気温が25℃以上の場合“熱帯夜”と呼ばれるが、今年もヒートアイランド現象の影響で熱帯夜が多い。それも要因となってか、【眠れないことがある】回答者の『眠りにくいと感じる主な原因』として【暑さ】を挙げた人は約8割にも上った。

 特に『眠れないことが多いのは何曜日ですか?』との質問に【日曜日】と答えたのは43%で、次いで回答が多かったのは【月曜日】(18%)。逆に最も少なかったのは【木曜日】というわずか5.1%の回答だった。この結果には、休日明けの仕事が気になる【日曜日】や仕事が始まる【月曜日】にストレスを感じる人が少なくないことが表された。逆に週の終わりも近く仕事の心配も軽減される【木曜日】には安心して眠れるという傾向がうかがえる。

 また『眠れない時に行う対処法は?』と聞いたところ1位の【本を読む】に続き2位【メールチェック(パソコン/携帯電話に向かう)】、3位【アルコールを飲む】などが挙げられた。しかし、快眠セラピストの三橋美穂さんは「パソコンや携帯電話、テレビなどの光刺激は眠りの妨げになりますし、メールを書くときには、脳が覚醒の方向へ働いてしまいます。またアルコールは眠りのリズムを乱したり、眠りの質を低下させます」と、それらの対処法の多くには誤りがあると指摘する。

 間違った対処法では心身の緊張がほぐれず、質の良い睡眠が得られないとのこと。翌日、心も体もスッキリした状態で出勤できるように、眠れない夜には抱き枕を使用するなど、効果的といわれる方法を実践し床に着いてみてはいかがだろうか?

■調査概要
調査対象:全国の20代〜50代の男女
調査手法:インターネット調査
有効回答数:400人
調査時期 :2008年7月





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